先日の記事で研究が忙しくなってきたことを書きましたが、
これは実は同僚が病気で倒れてしまったからです。
気になる方いるかもしれませんがコロナとは無関係です。
そして病院に運ばれるために救急車を呼んだのが実は私でした。
そこで今回はアメリカで911にかけると、
どんなやり取りが行われるのかを書きたいと思います。
アメリカでは救急の警察・救急車・火事などは全て911です。
911にかけると、まずかなりの早口で喋ってきます。
もちろん英語でそんな早口で言われても何言ってるのかよく分かりません。
ただ、とりあえず日本で119にかけると最初に質問されるのが、
「火事ですか?救急ですか?」なので、同じ質問されてるのかなと思い、
とりあえず
「救急です!」って答えてみると、
電話口から「まず最初の質問に答えてください」と。
私「最初の質問はなんですか?」というチグハグなやり取り😓
相手「住所はどこですか?」
なるほど、アメリカではまずは住所を聞くのかと。
確かにとりあえず住所さえ聞いとけば、
その後に電話が途切れても何かしらは駆けつけることができるので賢明かもしれません。
住所を伝えて、あとは名前を聞かれたり、
状況を説明して救急車に来て欲しいことを説明。
さらに現在病人がどういう状況かをこと細かに聞いてくるのですが、
これがなかなか難しかったです。
質問の内容として、とりあえず私が分かったのは
意識はあるのか?、出血してるか?、呼吸は正常か?、薬を飲んでるか?など
相手の早口の英語の質問に答えるのって本当に難しいですよね。
聞き取るのも難しいし、とっさに返すのも難しいし。
そんな時に私がアメリカに来てから習得したのが、
相手の質問はおいといて、とりあえず自分の伝えたいことを言うという技です😂
なので、そのような感じで改めて相手が欲しそうな情報を自分のペースで伝え、
そして無事に救急車が到着。
ただ駆けつけた救急隊員は意識はあるもののぐったりして動けない同僚をみて、
真っ先にドラッグを疑ってました。
「なんで動けないんだ!ドラッグやってるのか!」
などと強い口調で言ってました。
やっぱりアメリカには多いんでしょうね😓
そんなこんなありましたが、なんとか無事に病院まで救急車で運ばていった次第です。
研究室のボスからは
「救急車を呼んでなかったら本当に危なかったよ。命の恩人だね」と言われ、
しどろもどろながら、なんとか対応できたので良かったのかなと思います。
もしアメリカで救急など呼ぶことあっても、
とりあえず焦らずに最低限状況を説明できれば大丈夫なので、
万が一の時には落ち着いて対応することが重要です