免許証取得までの手順は同じアメリカ内でも州によってルールが全く違うのですが、
私のいるニューヨーク州では、在ニューヨーク日本国総領事館のサイトによると、
短期滞在とされる90日以内であれば日本の運転免許と国際免許で運転可能とのことですが、
居住する場合には、住居が確定した30日以内に運転免許の取得手続きを行わなければなりません。
ということで、運転免許を取得までの内容などを書いてみたいと思います。
NY州では、Driver licenseを申し込む前に、まずは仮免許にあたるLearner Permitsを取得しないといけません。
↑このページからLearner Premitsへ入り、Get a driver learner permitをクリックします。
すると取得方法が載っていますので、onlineで試験を受けるか、直接最寄りのDMVoffice(陸運局)へ予約をして試験を受けるかを選べます。
onlineを選んでも結局はDMVofficeへは行かないといけないので、よく分からなければofficeで試験も受けて、まとめて仮免発行まで行った方がスムーズだと思います。
私は直接DMVofficeへ行来ました。
必要書類は予約の際に確認できますが、social security card(無くても大丈夫です)、ビザ付きパスポート、I-94(必要無かったかと思います)、あとは居住証明となる書類(私は銀行口座書類と家の契約書)を持って行きました。
簡単な視力検査があるので、運転の時に眼鏡をしている方は忘れないようにしましょう。
写真撮影と必要な書類を記入して提出すると、筆記試験をおこないます。
筆記試験は日本の試験場のような大掛かりなところではなく、
officeの裏の小部屋のようなところでした。
紙切れ1枚と鉛筆を渡されてa/b/c/dから選択していく形式です。
全部で20問で70%以上で合格とのことでしたので、14問以上正解できれば合格です。
終わったら試験官に渡して終了です。1問30秒としたら10分で終了します。
おそらく英語が苦手な方はそもそも英語が理解できずに落ちてしまうんじゃないかと心配される方もいると思うのですが、
実は日本語を選択できます!かなりの言語に対応していて、受付で試験はどの言語が良いか聞かれるので、日本語が良ければJapaneseと答えましょう。
試験問題に対してはやはり何も対策をしていないと心配でしたので、予想問題集のようなのを少しやってから臨みました。
インターネットで、NY DMV practice testと検索するとたくさんサイトがあるので活用しましょう。私は30分-1時間ほど勉強してから臨みました。
どんな問題が出題されたというと、記憶している範囲では、
アルコールの問題が3−4問で、
・アルコールはコーヒーを飲むことでどうなるか?→変わらない
・12onzのビールのアルコールを代謝するのにどのくらいの時間がかかるか?→正解の選択肢は1時間。(私は12onzがどのくらいか分からず、かなり多いのかと思って1日と解答してしまいました😓)
など。
あとは、
絶対に駐車してはいけない場所は?→横断歩道
四角い標識は次のうちどれ?→速度制限
などありました。
標識の問題は4つぐらいあったと思います。
結果は、
20問中15問正解(75%)にて合格となりました。
まずは仮の仮免許証が渡されて、数週間後に写真付きの仮免が送付されてくるので、
そしたら次の最終段階(pre-licensing course→road test)へという流れです。
ところでアメリカの道路を運転していると色々慣れないことがあって最初は大変でした。
まず左右逆なので、一瞬逆走してしまったり、ウィンカーを出そうと思ったらワイパーを出したり、最初の1週間ぐらいは毎日のようにクラクションを鳴らされて、運転するのが億劫でした😂
でも慣れてくると道が広かったり、スピードも出しやすいので、むしろ日本よりも運転しやすかったりします。妻も日本ではペーパードライバーでしたが、今では高速も含めて毎日のように運転しています。
色々と運転ルールの違いがあるので、本免の記事の時にでも気づいた点を書いてみようと思います。