【コロナ禍】新婚医師のアメリカ留学記【ニューヨーク州】

コロナ禍で送る海外留学新婚生活日記 (時々真面目な医療ニュースも)

臨床医師の海外留学が決まるまで(後編)

留学の話を頂いたのが確か9月頃だったかなと思うのですが、その瞬間は嬉しいのと同時に結構悩みました。

まだ結婚していなかったので彼女と結婚したらいきなり海外生活になるなーとか、臨床完全に離れて手術技術にも一時的なブランクができるなーとか、給料はかなり減って貯金切り崩しだなーとか、コロナで今後どうなるか分からないし無難に安定生活送るならこのままでも良いかなー、などなど😓

 

若干大袈裟ではありますが、ここは人生の一つの分岐点なのかなと思いました😅

 

 

 

でも前編にも書いた様にもともと海外に行くことを考えていたのと、このまま臨床のみだとなかなか研究の幅が広がらないなーと考えていたり、人生100年時代と言われる今の時代に数年間海外生活を送ることは人生を考えると貴重な経験になるかな!と思い留学に行くことを決めました😎

 

まあ、結構悩んだと書きましたが、悩んだ時間としては5時間ぐらいでした🤣

 

ちなみに実はその時自分以外にも2人にも声がかかっていて、その二人自体は断っていたのですが、他に1人が興味を持っていたので、早く決めなかったらもしかしたら別の先生が行くことになっていたかもしれませんでした😲

 

留学先の教室自体はもともとうちの教室と繋がりがあり、自分の上司が以前に留学に行っていたところです。自分が上司と出していたいくつかの論文の研究テーマの第一線の研究室でしたので、その分野での研究が続けられ良かったかなと思います。

ここまでが留学決まるまでの話です。その後は留学先の教授と面談して履歴書を送りokを頂いてという流れです。

 

f:id:yambo38:20210512073210j:plain

自身で研究を積み上げて留学先を積極的に見つけてくる優秀な先生も多くいらっしゃいますが、

現在臨床医を行っていて研究はまだそんなではあるけど海外留学したいな、できれば大学院を経ずに行きたいなという先生もそれなりにいるのではないかと思います。

自分のみの経験で、しかもまだ行ってもいないのでそれでアドバイスができるほどの経験も無いのですが、同じように海外留学にも行っていた大変優秀な上司から言われたのは、

 

とにかく留学の話があれば行きたいということをアピールし続けること(特に留学の推薦の話が来やすい大学の教員に)、アピールには言葉だけじゃ意味無いのでとりあえず論文など書き続けて実績を積み上げておくこと、そして一度来た話は断ったら基本的には2回は来ないつもりでいた方が良い

とのことでした。自分はそんなにアピールをしていたわけでは無いのですが、機会があるときには教授や上司に海外に興味があることを伝えてはいました。

 

論文はたまたまネタが上司から与えられたり、所属してきた病院に書けるネタがあったので定期的には書き続けていたので、それは良かったかなと思います。まあ論文は義務感で書いていたわけでは無く、書くことがそんなに苦じゃないというか世界に症例やデータを出すことで少しでも医療の発展につながれば、自分が医師になって少しは医療に役立てたかなと思えたからでもありますというよりはそういう気持ちじゃないと書き続けることって難しいかなと思います。実際に貴重な症例報告を書いたあとに海外の非医療者の方から疾患について質問のメールを頂いた時は、少しは役に立てているのかなと実感できました😂

 

これから大使館へビザ面談や引っ越し先など色々準備など始めていくのですが、適宜またブログにしていきたいと思います(コロナ禍で本当に渡米できるかも含めて😅)

ここまでは堅い話になってしまったのですが、基本的には楽しい話を中心に書いていきたいと思いますので興味あれば是非この先も立ち寄ってください!  

  

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
留学ランキング