【コロナ禍】新婚医師のアメリカ留学記【ニューヨーク州】

コロナ禍で送る海外留学新婚生活日記 (時々真面目な医療ニュースも)

臨床医師の海外留学が決まるまで(前編)

今回は最初のブログでも書いたように、留学の話を頂いた時の話およびそれまでの話を少ししようかなと思います。今後臨床医をやりながら研究留学を考えている先生の参考になれば幸いです😀

正直大した内容じゃないのですが、ちゃんと書くとそれなりに長くなってしまうので2回に分けて書いてみようかなと思います。ご了承ください🙇

 

自分自身はもともと海外に少し行ってみたいというのが少しありました。

自分の家族には医療職がいないのですが、逆に海外転勤などで学童期から海外に住んだりしていたこともあり、何となく海外に少し住んでみたいな~っていう風に考えていました😏

 

 

 

臨床医師の場合は学生時代から本格的に海外の免許取得に向けて頑張ってるなどで無い場合は、普通に臨床をやっているだけだとなかなか海外留学の機会は無いかと思われます。

自分の場合も何となく海外住みたいかなっていうのはあってもそんなに真面目には考えていませんでした(というよりは学生時代はそこまで勉強してなかったので成績は下から数えた方が早かったです🤣)

 

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おそらく人生で一番勉強をしだしたのは医師になって臨床を始めてからだったかなと思うのですが、医師になってから仕事が楽しくて、臨床もやりながら大学の先生から色々と学会発表や論文作成の機会を頂いていました。大学医局に属していたので、そういった機会には恵まれていました。国際学会の発表もアジアから欧州からアメリカまで色々と行き、そういったところで海外で発表している先生達の刺激は受けたと思います😳

 

論文は基本的に臨床論文がほとんどではあったのですが、少しRT-PCRや免疫染色を加えて簡単な基礎領域を絡めた論文も出してはいました。

ただ、やはりいわゆるハイボリュームセンターなどの症例数の多い病院にいると、臨床をやりながらあまり自信の無い基礎を絡めた研究を行うということはなかなか困難でありました。上司などからは大学院へ行くのも薦められたりはしていたのですが、臨床が楽しかったこともあり、ひとまず保留としていました

 

 

 

そんな折に昨年4月から医局人事にて大学への配属となりました。大学に所属していると臨床をやりながらでも、市中病院にいるよりは身近で研究が行えるので、時間を見つけながら並行して少しずつ教わりながら基礎実験も始めていたところで、留学の話が来ました😆

 (後編へ続く)

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